こんにちは!!
今回は蕨市のO様邸からお問い合わせ頂きました!!!
工事内容としましては「屋上防水修繕工事」です。
施工前写真がこちら!!!!!

 
屋上防水をする為に手摺・笠木は外してあります。
今回は屋上床面は塩ビシート防水、立上り面はウレタン防水となっております。
 
・・・・・・では塩ビシート防水、ウレタン防水とは一体何なのか?????

塩ビシート防水

塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤で塗るだけなので、施工性に優れており、複雑な形状でシート同士のジョイントがたくさん発生した場合でも、シート同士を熱風で溶かして一体化できます。
もちろん既存の防水があっても、機械的固定工法なら大規模な下地補修がほとんど必要ありません。
屋外での紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を持ち、耐候性に優れています。
シートは何色からか選択することができ、また高い耐久性があることから、防水層のメンテナンスとして一般的な保護塗装が必要ないので、維持管理費も節約することができます。
遮熱などが施されたシート・断熱材を用いた工法もあります。下地の種類や状態によって接着工法と機械的固定工法があります。

ウレタン防水

ウレタン防水はウレタン液状のウレタン樹脂が化学反応して固まると、ゴム防水膜が出来上がるので、それを塗りつけて、塗布したものです。
液体状の材料を使って防水の層を作る工法ですので、下地に塗るだけで、施工場所の形状が複雑でも、継ぎ目のない完全な防水膜を施工することができます。
弾性ですので、下地にも追従します。下地状況に合わせて何種類もの工法があり、屋上やベランダなどの施工場所を問いません。
既存の防水層があってもその上から塗ることができ、遮熱、フッ素、シリコン等の仕上げ塗りをすることにより耐久年数を高めることができます。コンクリート造での改修工事としてよく使われます。
 
塩ビシート防水とウレタン防水の特性を踏まえると今回の施工内容になりました^^
 
施工後の写真がこちら!!!

 
まるで新品のような仕上がりです!!!
ただきれいになったわけではなくもちろん防水機能もしっかり発揮していて屋上からの漏水はなくなりました!!!!
 
このように屋上の形状、下地等を考慮して適正な防水層を決めているわけですが
いずれも耐久年数はおよそ10年ですが、これはよく勘違いされるように「10年間は雨漏りの心配がない」ということではありません。

そもそも耐久年数とは、適切な補修工事の実施を前提とした目安なので、メンテナンスもなにもしていなければ劣化が早まり、気づいたときには雨漏りというケースは少なくないのです。
たとえば、塗膜防水は紫外線をブロックするトップコートの塗り替えが不可欠ですが、このメンテナンスを怠ると内部の防水層にヒビ割れが生じることがあります。屋上は雨水をためているので大量の雨水が浸水し、対応が遅れてしまえば天井や壁などの構造体の腐朽は避けられません。
雨漏りの被害が拡大するごとに費用がかさんでしまうため、耐久年数には達していなくても「劣化」に該当するものが見つかったときには早急に対応しましょう。

 
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