BEFORE

AFTER

こんにちは!

 

 

本日皆様にご紹介させていただくのは

上尾市にあります

「有限会社S瓦葺駐車場 土留め工事」

です。

 

 

今回施工させていただく駐車場は道路に面していて、

隣の敷地は畑という現場でした。

 

今回はその畑に面している境界線に、土留め工事を施工させていただくことになりました。

 

それでは早速見ていきましょう!!

 

 

 

先ず初めに「施工前」の様子です。

 

                               ・・・施工前・・・

 

このままでは境界線もはっきりしておらず、

駐車場の砂利が、隣の敷地に流れ込んでしまいますね。

 

下の写真は別角度からの様子ですが、

こちら側も、このままでは砂利が流れ込んでしまいます。

ですから、今回の工事で境界線に土留めをすることにより、

隣の敷地との境界線がはっきりするだけでなく、

駐車場からの砂利の流出を防ぐことが出来ます。

 

                                ・・・施工前・・・

 

それでは施工前の様子をご覧いただきましたので、

作業を見ていきたいと思います。

 

 

 

最初に行うのは「杭打ち作業」です。

 

                               ・・・杭打ち作業中・・・

 

レベル出しを行うために、杭打ちを行います。

この時、上の写真にもあります「境界標」を基に作業していきます。

 

 

そもそも「境界標」とは・・・。

 

境界標とは、境界の点や線の位置を表すための標識(しるし)のことを言います。
また、境界標の頭部には、境界点の位置を特定する為のしるしが付いています。

上の写真に写っている、四角いコンクリートに十字のしるしが入っているのが「境界標」です。

 

皆さんも一度は目にしたことがありませんか?

 

この「境界標」ですが、材質もいくつか種類があり、

頭部のしるしにもいくつか種類があります。

 

「境界標」がコンクリートや石、金属標・プラスチックなどで出来ているている場合、

「+」「・」「⬇」「↙」「⊥」のようなしるしがあります。

 

このしるしには、それぞれ意味があるので、簡単にご紹介します。

 

「+」・・・十字の中心に境界点があることを表しています。

「・」・・・天の部分が境界点であることを表しています。

「⬇」「↙」・・・矢印の先端部分が境界点であることを表しています。

「⊥」・・・線が交わっている部分が境界点であることを表しています。

 

このように、それぞれの表している意味を知ると、

実際に境界標を見たくなってきませんか?(笑)

 

お天気のいい日などに是非一度、お散歩がてら

身近にある「境界標」探しをしてみるのも、面白いと思います!!

 

 

だいぶ話が逸れてしまったので、元に戻しましょう💦

 

                            ・・・杭打ち作業 完了・・・

 

杭打ち完了です。

グラグラしないように、しっかり打ち込んであります。

 

 

 

続いては「レベル出し作業」です。

 

                            ・・・レベル出し作業中・・・

 

レベル出し作業とは、「高さ及び平行を出す為」に行います。

 

この作業を怠ると、今後の作業や出来上がりに大きな影響が出てしまうという、

とっても重要な作業になります!!

 

高さや、水平が保たれていなければ、一体どうなってしまうのでしょうか。

 

皆さんも想像してみてください。

 

出来上がりはきっとガタガタになってしまったり、

真っすぐでなければならないところが歪んでいたり・・・。

 

そんな工事では、わが社に施工を依頼していただいた意味がありません!!

なのでしっかりとレベル出しを行い、次の作業へ取り掛かります。

 

                            ・・・レベル出し作業 完了・・・

 

レベル出しが完了しました。

 

写真中央に見えるピンク色の糸のことを「水糸」といい、

水平線を示すために用いる糸のことを言います。

 

 

 

続いては「境界線 掘削作業」です。

 

                             ・・・境界線 掘削作業中・・・

 

水糸でしるした境界線に沿って、掘り進めていきます。

この穴には土留めとなる「地先ブロック」を設置するため、

深さも調整しながらの作業となります。

 

                        ・・・境界線 掘削作業中 (深さ調整中)・・・

 

この四角いコンクリートブロックが「地先ブロック」といいます。

 

「地先ブロック」とは・・・。

 

道路外と歩道との間や、駐車スペースの境界、

また、花壇や街路樹の仕切りなど、幅広く用いられるブロックのことをいいます。

 

 

 

続いては「地先ブロック仮置き作業」です。

 

                            ・・・地先ブロック仮置き作業中・・・

 

地先ブロックの設置場所に、仮置きをしていきます。

 

                          ・・・地先ブロック仮置き作業中・・・

 

出来上がりを想定しながら、作業をどんどん進めていきます。

 

 

 

そしていよいよ「地先ブロック設置作業」です。

 

                     ・・・地先ブロック設置作業中 (セメントにて深さ調整中)・・・

 

地先ブロックの下にセメントを敷き、その上に地先ブロックを設置します。

セメントを敷くことにより、高さの調整や、水平を取ることを目的としています。

 

                            ・・・地先ブロック設置作業中・・・

 

地先ブロックを設置し、最後の部分はセメントにて調整します。

 

                            ・・・地先ブロック設置作業中・・・

 

次々と地先ブロックが設置されてきましたね。

真っすぐに揃っていて、きれいです。

先程のレベル出しの成果が表れていますね。

 

                      ・・・地先ブロック設置作業中 (セメントにて調整)・・・

 

ブロックとブロックの間にある目地も、セメントで調整していきます。

 

 

 

そして最後になりました「セメント補強作業」です。

 

                            ・・・セメント補強作業中・・・

 

地先ブロックの両端を、セメントにて固定していきます。

 

                           ・・・セメント補強作業中・・・

 

地先ブロックの両端だけでなく、

ブロックの周りもセメントでしっかり補強して固めていきます。

 

せっかく設置したのに、すぐに崩れてしまっては困りますからね。

 

                           ・・・地先ブロック設置作業 完了・・・

 

最後に土を戻し、均しを終えると施工完了です!!

 

                           ・・・地先ブロック設置作業 完了・・・

 

真っすぐに揃った地先ブロック。

そして「面一(ツライチ)」になっており、きれいな仕上がりになりましたね!!

そうそう、この「面一(ツライチ)」ですが、

建築用語としては、突き合わされた部材に「段差がない状態」であることを指します。

つまり、今回の工事では地先ブロックに段差がなく、きれいに揃っていることを言います。

 

 

                           ・・・地先ブロック設置作業 完了・・・

 

施工箇所に不備がないか最終チェックも行い、

無事、「有限会社S瓦葺駐車場 土留め工事」の全工程が完了いたしました。

 

今回施工を依頼してくださいました有限会社S様、

誠にありがとうございました。

 

また、何かお困りのことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

お待ちしております。

 

 

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電話 048-783-3535