BEFORE
AFTER
こんにちは！
今回、皆様にご紹介するのは
K市S様邸雹被害復旧工事
～雹被害による波板交換工事～
です。
皆さん、ご存じですか？
「雹（ひょう）」は、5月～6月の初夏や10月に多く発生します。
なぜこの時期に多く発生するかというと、
この時期は日差しが強いので地表は暖かいものの、
気温はあまり高くないため上空には冷たい空気がある状態です。
その為、
地表と上空の温度差が大きく、大気の状態が不安定となり、積乱雲が発生しやすくなります。
この積乱雲こそが、雹（ひょう）を降らせる原因なのです。
今回皆様にご紹介させていただくS様邸は、
局地的な激しい雨と共に雹が降り、２階のベランダ屋根が破損してしまった為、
復旧工事を施工させていただくことになりました。
そもそも「雹」とは直径５mm以上の氷の粒のことで、
よく似たもので「あられ」がありますが、
「あられ」は直径５ｍｍ未満の氷の粒のことを呼びます。
ですから時にはピンポン玉ほどの大きさのものや、
野球ボールほどの大きさの雹が降ってくることもありますので、
雹が降る予兆を感じたら、注意が必要です！！
【 雹が降る予兆 】
・あたりが急に暗くなり始める
・雷が鳴り始める
・巨大な積乱雲が見える
・冷たい風が吹き始める
・大粒の雨が降り始める
これらの予兆を感じたら、危険ですので建物の中に避難しましょう。
氷の塊である雹やあられは、
大きければ大きいほど落下速度が速くなります。
直径５cmの大きさの雹では、落下速度が時速１００kmを超えます。
これは建物の１０階からゴルフボールを落とした時と同じくらいの衝撃になります。
もし人体に当たれば怪我で済まないばかりか、
当たり所によっては命の危険さえあります。
また、
車にぶつかればボディがボコボコになる他、
強固な合わせガラスであるフロントガラスを割ることもあります。
建物にぶつかれば確実にダメージを与えることになります。
ですから雹が降ってきたらまずは身の安全を確保し、
落ち着いてから建物に被害が出ていないか確認してみてください。
仮設足場を設置し、既存の波板屋根を撤去していきます。
そして新規波板屋根を設置していきます。
経年で屋根が劣化している場合、
波板以外にも屋根の骨組み自体が老朽化している可能性はあります。
また、ベランダやバルコニーは３方向から風を受けてしまう造りなので、
強風被害を受けやすい箇所になります。
波板は本来、フックや金具で固定されていますが、
その留め具が緩んだり破損したりしていると、
風が吹くたびにバタバタと煽られてしまいます。
波板の端は本体のフレームの間に差し込まれていることがほとんどなので、
フレームから外れてしまうとバタつくことがあります。
バタバタと外れかけているベランダ屋根をそのまま放置し続け、
もし強風でも吹いたらどうなるでしょうか？
強風にあおられ、
長さ１ｍ以上もある鋭利な樹脂製の板が飛んできたら
危険だ💦
ということは言うまでもありません。
更に、
波板が強風にあおられた勢いで支柱ごと倒壊してしまったら、
ベランダそのものにまで被害が及んでしまいます。
ベランダは元々雨が吹き込む場所ですから、
屋根が完全に機能していなくてもそれほど困らないという方もいるかもしれません。
しかし、補修しなかったことにより重大な被害を招く可能性がありますので、
決して放置せず、
何かお気づきの事がございましたら、いつでもご相談ください。
新規波板交換工事後、
足場解体作業を終え、
雹被害による波板交換工事の全工程が完了しました。
ベランダ屋根がキレイになっただけでなく、
安心してお使いいただけるようになりました。
S様、
この度は波板交換工事を施工させていただき、誠にありがとうございました。
雹による被害は、
今回のように目につきやすい場所ばかりではありません。
屋根の上など、簡単に点検できない場所にも被害が見られることが多くあります。
ですから、これをご覧になっている皆様も、
何か少しでも不安に思うことがございましたら、
ご遠慮なく、いつでもご相談ください。
雨漏り補修工事、調査はお気軽にご相談下さい。
雨漏り調査修理アマモリトメル
電話 048-783-3535
