BEFORE

AFTER

 

こんにちは!

 

 

今回皆様にご紹介するのは

A市S様邸外装修繕工事

~前編~

です。

 

 

 

当社にご依頼をいただいた際、

一番はじめに行うのが

「現場調査」です。

 

この現場調査の結果により、

経験と知識が豊富な担当者が

今後の工事のご提案をさせていただきます。

 

 

 

今回、

S様邸は外装部分に「経年による劣化」が見られたため、
修繕工事をご提案させていただきました。

 

 

 

それでは早速 、工事の内容を見ていきましょう。

 

 

 

外装工事の場合、

高さ2m以上の場所で作業を行う際は

「足場の設置」

が必要となります。

 

この「足場」とは、

高所作業を行う際の作業用の床を、

鋼管などを組み合わせて建物の外周に設ける仮設の作業台のことです。

 

 

ではなぜ、

仮設足場は必要なのでしょうか?

 

 

仮設足場を設置する理由は3つあります。

 

【1. 作業員の安全性を確保するため】

 

足場を設置する一番の理由は

「安全確保」です。

 

これをなくして最良な工事は施工できません‼

 

足場がないと安全帯を取り付ける場所がないので、

職人が安全に高い場所で作業するためにも足場設置は必要となります。

 

 

 

【2. 作業効率を上げるため】

 

移動がスムーズに行えることにより、

作業効率も上がり、質の高い作業が行えます。

 

 

 

【3. 近隣住民への配慮】

 

飛散防止の為のメッシュシートを設置することで、

近隣への敷地内に塗料が飛び散るなどのトラブルを未然に防ぐことができます。

 

 

 

足場を設けることにより

安全性が確保でき、職人は作業に集中することができます。

 

なので、高所で施工ミスのない正確な作業を行うためにも

安定した足場は欠かすことが出来ません

 

 

 

しかし、

「足場設置は費用が高い」

皆さんはそんなイメージをお持ちではないでしょうか?

 

 

 

足場を必要とする「屋根外壁」などの工事は、

別々に工事を行うとその都度 足場を設置しなければならないので、

費用がかさんでしまいます

 

ですから、

一度の足場設置でまとめて工事を行った方が費用を抑えられ、お得になります。

参考にしてみてくださいね。

 

 

 

S様邸は建物の構造上、

中庭のデッキを一度撤去させていただいてから足場を組んでいます。

 

もちろん、工事完了後にはデッキの復旧作業を行います。

 

仮設足場の設置作業が完了しましたので、

次の作業に取り掛かります。

 

 

 

続いての作業は

「下地処理」

です。

 

下地処理とは、

上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、

塗装する下地面の汚れを落とし、

劣化部分に処理を施して平滑に整えることです。

 

良い塗装工事の基準として最も重要なことの1つ

下地処理がしっかりしているか」ということがあげられます。

 

つまり、

塗装工事の質の良さは下地処理の質に大きく左右されるということです。

 

 

 

下地処理にはいくつか方法がありますが、

1番目に行うのが

「高圧洗浄作業」

です。

 

高圧洗浄は、単なる清掃だけではありません。

屋根や外壁の表面に付いた汚れほこりカビ古い塗膜などを徹底的に取り除くことにより、

塗料が均一に密着しやすくなります。

 

塗料の密着性が向上することにより、

塗装自体の耐久性も格段に高まります

 

 

つまり逆を言うと、

この作業をしっかりやっておかなければ

最悪の場合、

塗装の剥がれやめくれの原因となってしまいます。

 

ですから、

塗料が持っている耐久性などの機能を最大限に発揮させるためには

高圧洗浄作業がとても重要な作業となります。

 

 

高圧洗浄作業が終了したら、しっかりと乾燥させます。

 

充分に乾燥させない状態で塗装してしまうと、

屋根や外壁と塗料の間に水分が入り込んでしまい、

塗膜に気泡が出来て表面が膨れてしまいます。

 

それでは塗料の機能を最大限に発揮することができなくなるので、

しっかりと乾燥させてから次の作業に移ります。

 

 

 

続いては

「破損部補修作業」

です。

 

普段なかなか見ることのできない屋根。

今回のように、知らないうちにひび割れや破損をしていることがあります。

 

原因としては経年劣化や、飛来物の衝突によるへこみなどあげられます。

では、破損部をそのまま放置し続けると一体どうなるのでしょうか?

 

 

【トラブル1. 雨漏り

 

屋根材が破損したからといって、直ぐに雨漏りに発展するということありません。

 

なぜなら、屋根材の下には防水シートがあるからです。

 

ただし、この防水シートに穴が開いている場合は別ですし、

放置し続けると防水シートも劣化していきます。

 

そうなると雨水が屋根内部に侵入し、雨漏りに発展していきますので、

見つけた際には、大掛かりな工事になる前に早めに対処しましょう。

 

 

【トラブル2. 飛散、落下

 

屋根材の一部が割れて破損している場合、

屋根から外れやすくなっておりとても不安定な状態です。

 

割れた屋根材が軒下や道路に落下した場合、

人や物を傷つけてしまう恐れがあります。

 

そのような二次的な被害を未然に防ぐためにも、

屋根材のはひび割れや破損に気が付いた際には早めの対処をしましょう!

 

 

続いて

「シーリング補修」

です。

 

外壁と外壁の間を目地といい、

その目地のクッション防水を兼ねているのがシーリングです。

 

 

シーリングはウレタンやシリコン等の樹脂で出来ているため、

乾燥すると弾力があるゴムのような性質になります。

 

しかし劣化が進むと、ひび割れ剥がれなどの不良を起こし、

シーリング本来の機能が失われてしまいます。

 

本来の機能が失われたままの状態が続くと、

雨水が建物内部に侵入し、

耐久性の低下を引き起こすだけでなく、

雨漏りの原因になりますので、

早めの対処しましょう。

 

 

 

シーリング補修には2種類あり、

現場の状況により最適な方法で施工されます。

シーリング増し打ち

既存のシーリングに新たなシーリング材を補充する方法

 

シーリング打ち替え

既存のシーリングをすべて撤去し、新たなシーリング材に入れ替える方法

 

 

シーリング材の寿命は、

南面や紫外線が当たる等の場所によって異なりますが、

ほぼ10年程度と言われておりますので、

定期的にメンテナンスをすることをお勧めします。

 

 

 

続いて

「外壁ひび割れ補修」

です。

 

外壁は常に雨風や紫外線などのダメージを受けているので、

それらが蓄積されることで劣化が進んでいきます。

 

劣化が更に進み「クラック」と呼ばれるひび割れがが発生すると、

その部分から雨水が侵入し、

雨漏り発生の原因にもなりますので注意が必要です。

 

多くの方は

「雨漏りは屋根から生じるトラブルだ」と思われているかもしれませんが、

実は外壁からも生じますので、お気を付けください。

 

 

 

続いては

「ケレン作業」

です。

 

ケレン作業とは、

高圧洗浄作業で落としきれなかった汚れや錆び、古い塗膜などを取り除く作業のことをいいます。

また、

塗料の密着性を高めるためにわざと塗装面に傷を付ける

「目粗し」もケレン作業に含まれます。

 

 

 

ケレン作業が不十分のまま塗装作業を行うと、

きれいな仕上がりにならないだけではなく、

塗装して数か月も経たないうちに錆が発生したり、

塗料が剥げてきたりしてしまいます。

 

そのような事態にならないためにも、

ケレン作業は必要不可欠な作業となります。

 

 

ここまでご紹介してきた「下地処理」を行うことにより、

塗料の密着性を高め塗膜を長持ちさせることができます。

 

 

 

 

そして次は塗装箇所以外に塗料が付かないようにするための

「養生作業」

を行い、いよいよ塗装の工程に入ります。

 

この続きは次回

A市S様邸外装修繕工事

~後編~

にてご紹介させていただきます。

 

 

それでは、また・・・。

 

 

 

 

 

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雨漏り調査修理アマモリトメル
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