BEFORE
AFTER
こんにちは！
前回に引き続き、皆様にご紹介するのは
「東京都Aハイツ雨漏り修繕工事」
です。
前回は
「高圧水洗浄作業」のご紹介をさせていただきました。
ご興味のある方は
「東京都Aハイツ雨漏り修繕工事～高圧水洗浄作業編～」
をご覧ください。
第７回となります本日は、
「東京都Aハイツ雨漏り修繕工事～屋上防水工事編～」
についてご紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう！！
はじめに、
「屋上防水工事」
について少しお話しします。
屋上防水とは・・・
主にビルや陸屋根と呼ばれる平らな屋根（屋上）に施工される防水層のことを言います。
通常、勾配のある（傾斜のある）屋根であれば、
雨が降った時に下へと流れていきます。
しかし、屋上などの平らな屋根は雨水が溜まりやすく、
劣化してひび割れを起こしてしまうため、
防水工事が必要となってくるのです。
屋上防水の種類は、大きく分けて3種類あります。
〇塗膜防水・・・液状の防水材を塗る工法
〇アスファルト防水・・・溶解アスファルトと、
アスファルトシートを積層する工法
〇シート防水・・・ゴムや塩化ビニールで出来たシートを貼り付ける工法
これらはそれぞれ特徴があるので、
現場の状況などから、最適な施工方法が決定されます。
今回のAハイツは、
「シート防水」
による施工となります。
シート防水は先程もお話ししましたが、
ゴム製や塩化ビニールのシートを専用の接着剤や機械で施工箇所に固定し、
水の侵入を防ぎます。
また、
下地（既存の防水層）を選ばず施工することが可能です。
どういうことかというと・・・
シートをそのまま上から被せて防水機能を発揮する工事のため、
前にシート防水以外の工事を行った箇所でも施工できるということです。
シート防水は、防水工事の中でも
「耐久性に優れている」
のが特徴で、
広い範囲を一度に施工できるため、工期を短縮することが可能です。
今回の工事には該当しませんが、
シート防水は複雑な施工箇所や、
凹凸や固定されているものが多い箇所には不向きな工法となります。
※室外機・受水槽がある場合も不向きになります。
そしてシート防水の施工方法は、
大きく分けて２つあります。
１つ目は、
接着材でシートの貼り付けを行う
「密着工法」。
２つ目は、
接着剤を使用せずに防水シートを下地から浮かせて固定する
「機械的固定工法」です。
今回の工事では、
２つ目の「機械的固定工法」での施工となります。
機械的固定工法は、
まず下地と防水シートの間に絶縁シートを挟みます。
先程からご覧いただいている写真の「黄緑色のシート」が絶縁シートになります。
この絶縁シートに、
防水シートを固定するための専用器具（ディスク盤）を取り付けます。
そしてその上に塩化ビニールの防水シートを敷き、固定をしていきます。
機械的固定工法は
接着剤をびっしりと塗布して貼り付けることをしないため、
下地に含んだ水分や湿気を絶縁シートを通して効率的に逃がすことができ、
防水層の膨れを防止
することができます。
そしてこちらは改修ドレン設置後の様子です。
「ドレン」とは、排水口のことで、
「改修ドレン」とは、既存のドレンの上に新たに被せて取り付けるドレンのことです。
被せることにより、劣化した部分をカバーすることができます。
こちらは塩ビシート融着作業の様子です。
先程もお話ししましたが、
今回は「機械的固定工法」での作業となるため、
写真中央に写っている「誘導加熱装置」という機械を使用し、
先程取り付けたディスク盤と塩ビシートを融着させます。
全ての作業を終え、
屋上防水工事が完了しました！！
次回は
「外壁防水塗装工事」
の様子をご紹介させていただきます。
お楽しみに🎵
雨漏り補修工事、調査はお気軽にご相談下さい。
雨漏り調査修理アマモリトメル
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