BEFORE

AFTER

こんにちは!

 

 

本日ご紹介させていただくのは、前回に引き続き

入間市にお住いの「T様邸漏水補修工事」です。

 

 

 

前回ご紹介させていただいた「ベランダ防水工事その4」では

ドレン部補強までの様子をご覧いただきました。

 

 

今回ご紹介させていただくのは

「T様邸漏水補修工事~ベランダ防水編その5~」

です。

 

ベランダ防水工事完了までの様子をお伝えしていきます。

 

 

 

それでは早速見ていきましょう!

 

 

 

先ずは

「ディスク盤 融着作業」

です。

                          ・・・ディスク盤 融着作業中・・・

 

職人さんが右手に持っているのが

「誘導加熱装置」という道具です。

 

この誘導加熱装置によって電流が発生し、

金属部分だけが加熱されるため、

金属製のディスク盤だけが加熱されます。

簡単にいうと家庭用のIH調理器具などと同じ仕組みなんです。

 

 

ディスク盤の表面にはあらかじめ接着剤が塗布されているため、

加熱されると接着剤が溶けて、

シートとディスクが接合するという仕組みになっています。

 

シートが熱で溶けるわけではないので、

誘導加熱装置を使用することによって

シートに穴が開くことはありません!!

 

シートに穴をあけないということは、

それだけ施工品質の高い防水システムを実現することが

出来るようになるんです。

 

 

 

                                          ・・・ディスク盤 融着作業完了・・・

 

そうこうしている間に、

ディスク盤融着作業が完了しました!!

 

 

 

続いては

「接合部端末シーリング打設作業」

です。

                        ・・・接合部端末シーリング打設作業中・・・

 

防水工事は、いくら平らな部分の防水をしっかり施工しても、

防水層の端末やドレン廻りをしっかり施工しないと

意味のない工事になってしまいます。

その為、しっかりと細部に至るまで作業を怠りません!!

 

 

接合部端末シーリング打設作業が完了しました。

 

さぁさぁ、施工完了まであともう少しです。

 

 

 

続いては

「水切り金物取付作業」

です。

                           ・・・水切り金物取付作業中・・・

 

先程もお話ししましたが、防水工事では

「端末の納まりをどのようにするか」が重要になってきます。

 

どれだけしっかり作業しても、これらの納まりを適切に処置しないと、

防水層の裏に雨水が入りやすくなり、

漏水や建物の早期劣化などの不具合を引き起こしてしまいます。

 

 

 

                           ・・・水切り金物取付作業中・・・

 

ではなぜ、防水層の中に雨水が入ってしまうのでしょうか?

 

防水層に穴が開いてしまっている場合は話が別ですが、

多くの場合、端末部のシーリングの劣化による雨水の侵入が考えられます。

どのような状態が、シーリングの劣化を加速させるのでしょうか???

 

 

壁をつたった雨水が端末部シーリング材の上を直接流れると、

劣化が進みます。

それに加えて、紫外線が当たることにより劣化が促進されていきます。

 

 

 

では一体、どのようにすればよいのでしょうか?

 

簡単に言ってしまえば、

端末部シーリングに直接雨水が行くことを防げばよいのです!!

 

そうすれば、端末部から防水層の裏側に雨水が侵入することを

少しでも防ぐことが出来ますよね。

 

ということで、先程から皆さんに見ていただいていた

「水切り金物」を設置しているのです。

 

 

 

 

説明が長くなってしまい、申し訳ありませんでした💦

 

 

 

                                                                                       ・・・水切り金物取付作業 完了・・・

 

水切り金物取付作業が完了しました。

 

 

 

いよいよ最後の作業になりました。

「水切り金物端末シーリング打設作業」

です。

                        ・・・水切り金物端末シーリング打設作業中・・・

 

「水切り金物端末部」にシーリングを打設していきます。

 

この水切り金物端末部をしっかりとシーリングしておかないと、

雨漏りの原因を作ってしまうことになります。

 

それではここまでやってきた作業が台無しになってしまいます💦

 

最後まで気を引き締めて作業に取り掛かります!!

 

 

 

                                                                 ・・・水切り金物端末シーリング打設作業  マスキング養生完了・・・

 

シーリングを打設する前には、

必ずマスキングにて養生を行います。

 

外壁にシーリングが付かないようにする為に、

養生テープを貼っていきます。

この時、テープを丁寧に貼らないでシーリングを打つと、

綺麗な線を作ることが出来ず、

仕上がりが汚くなってしまいます。

なので、養生は重要な作業となります。

 

 

 

                                                            ・・・水切り金物端末シーリング打設作業  シーリング防水材充填作業中・・・

 

職人さんが持っているオレンジ色の工具は

コーキングガン」という工具です。

 

シーリング材を押し出すために使われます。

 

 

 

                                                              ・・・水切り金物端末シーリング打設作業  シーリング防水材均し作業中・・・

 

コーキングを充填した後は、

空気が入らないようにヘラでしっかり密着させ、

均していきます。

 

 

 

                                                                                          ・・・ベランダ防水工事 完了・・・

 

シーリング材の均し作業を終え、

養生をすべて外したら・・・。

 

 

 

                                    ・・・ベランダ防水工事 完了・・・

                  

遂にベランダ防水工事の施工完了です!!

 

 

この後、施工後散水テストを行い、

雨漏りしていた箇所全てにおいて

「漏水無し」の確認を取っております。

 

 

 

全5回に分けてベランダ防水工事をご紹介させていただきましたが、

お付き合いいただきありがとうございました!!

 

 

実はT様邸はこの後「ベランダ軒天塗装工事」と、

「竪樋交換工事」も施工しましたので…。

 

この続きは次回

「入間市T様邸漏水補修工事~施工完了編~」

にて、

皆様にご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

それでは、また・・・。

 

お楽しみに🎵

 

 

 

 

雨漏り補修工事、調査はお気軽にご相談下さい。
雨漏り調査修理アマモリトメル
電話 048-783-3535