BEFORE

AFTER

こんにちは!

 

本日皆様にご紹介させていただくのは、前回に引き続き

さいたま市にお住いの「T様邸修繕工事」です。

 

 

前回は軒天の漏水補修工事をご紹介させていただきました。

ご興味のある方は、是非ご覧ください。

 

 

今回はその続きになります

「T様邸修繕工事~塗装編~」

をご紹介させていただきます。

 

 

それでは早速見ていきましょう!!

 

 

最初に行うのは「養生作業」です。

 

                                                                                              ・・・軒天塗装工事 養生作業中・・・

 

塗装工事の仕上がり具合は、

「下処理4割、養生4割、塗装2割」

と言われるほど、養生が塗装の仕上り感を大きく左右させる重要な作業と言われています。

そもそも養生作業とは・・・

 

塗装工事における養生とは、

外壁や屋根などを塗装する際に、塗装する部分以外の場所に塗料が付かない様に

養生ポリシートやビニールシート、マスカー、布テープ、マスキングテープを使って、

覆い保護する作業の事を言います。

 

この養生作業がしっかり行われる事によって、

塗料の飛散事故を防ぐことが出来るだけでなく、

塗装作業の効率を高め、高品質な仕上がりになります!!

 

 

                                                                                            ・・・軒天塗装工事 養生作業中・・・

 

塗装の仕上りを大きく左右させる重要な作業である「養生作業」。

 

もし、この養生作業を行わずに塗装工事をすると、

一体どうなるのでしょうか?

 

塗装工事を行っていると、どうしても塗料が地面やベランダの手摺りに垂れてしまったり、

サッシ枠や、塗らなくていい部分にまで、塗料が付いてしまう事があります。

 

そうなると、塗装した後にシンナーや剥離剤などを使って掃除する必要があります。

 

汚した部分の塗料を落とすのにも大変苦労しますし、

場合によっては、完全に塗料の汚れが取れない場合や

塗装しない部分に傷を付けてしまう可能性もあります。

 

また、塗装が必要な部分と塗装しない部分などと言った塗装の境目を

きっちりと塗り分ける事ができません💦

 

その結果として、本来塗らなくていい部分にまで塗料が付いてしまったり、

塗装工事の仕上がりが汚くなってしまうことがあります。

 

なので、養生はベテランの職人でも必ず行っている、塗装工事に必須と言える作業と言えます。

 

また、塗料の飛散が大きなトラブルになる場合があります。

 

もし仮に塗料が周囲に飛んだとしても、お客様の敷地内であれば、まだ良いのですが、

もし近隣の建物や車、庭の植木などに塗料が付着してしまったら、

近隣トラブルにもなりかねません。

 

そうなると、塗装工事以外にも汚損に対する弁償など、

余計な時間や費用が掛かってしまいます。

 

 

また、塗料を飛ばしてしまった職人、塗料で汚された近隣の方、

お互い嫌な気分になってしまいます。

こういった理由から、「養生作業」はしっかり行う必要があります。

続いては「軒天塗装工事 上塗り1回目」です。

 

                                                                                        ・・・軒天塗装工事 上塗り塗装1回目

 

前回ご紹介した「~漏水補修編~」の際、

新規軒天ボードに使用したのは「ケイカル板」という種類の素材でしたね。

 

この「ケイカル板」とは、一体どのような特徴を持っているのでしょうか?

 

「ケイカル板」とはケイ酸カルシウム板のことで、

主原料は水酸化カルシウムと砂を板状に成形したものです。

 

「ケイカル板」には2つの特徴があります。

 

1つは「不燃性があること」です。

石膏ボードと共に不燃建築材料として、耐火効果に優れています。

軒天の役割として、火災時の延焼防止があります。

もし、隣家や自宅から火が出た場合、

軒天が無かったらすぐに屋根裏に燃え移ってしまい、家全体が焼けてしまう可能性があります。

軒天があれば、不燃材によって屋根裏に火が届くのを遅らせてくれます。

 

もうひとつは「耐水性に優れていること」です。

ケイカル板は耐水性に優れているため、

石膏ボードでは対応できない水回りなどの濡れやすい箇所に使用されます。

耐水性に優れているため、湿気などによる変形が起こりにくいのも特徴です。

 

以上のような点から、

軒天は雨が当たる恐れがあり、屋根裏の湿気の影響も受けるため、

耐水性・耐火性もある「ケイカル板」を取り付けております。

 

 

                                                                                   ・・・軒天塗装工事 上塗り塗装1回目・・・

 

今回の軒天塗装は、上塗りを2回行っています。

先ずは1回目。

 

養生をしっかり行っているので、安心して塗装作業が出来ます。

続いては「軒天塗装工事 上塗り2回目」です。

 

                                                                                    ・・・軒天塗装工事 上塗り塗装2回目・・・

 

塗りムラが無いように、丁寧に、手早く塗り進めていきます。

 

 

                                                                                 ・・・軒天塗装工事 上塗り塗装2回目・・・

 

ケイカル板の塗装時期の目安はおよそ10年と言われています。

 

塗装時期の目安として、

軒天や外壁などの室外の場合は色褪せやシミ・汚れが目立ってきます。

 

触った時に手に粉が付くチョーキングという現象がありますが、

これは紫外線などで表面が劣化すると発生します。

 

また、軒天や外壁は雨や風を受けるので、シミや砂埃など汚れが付着してしまいます。

 

このようなことから、塗装時期の目安はおよそ10年と言われています。

 

 

皆さんのご自宅はどうでしょうか?

お時間のある時にでも、一度ご自宅の軒天や外壁をゆっくり見て回るのもいいかもしれませんね。

 

 

                                                                                    ・・・軒天塗装工事 養生撤去作業後・・・

 

塗装作業が完了したので、

養生を撤去しました。

 

 

                                                                                        ・・・軒天塗装工事 完了・・・

 

養生撤去作業も完了し、全ての工程が完了しました。

 

 

                             ・・・軒天塗装工事 完了・・・

 

以上が「さいたま市T様邸修繕工事 〜塗装編〜」になります。

 

 

今回は修繕工事の施工をさせていただき、

誠にありがとうございました!!

 

また何かお困りのことがございましたら、

いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

 

雨漏り補修工事、調査はお気軽にご相談下さい。
雨漏り調査修理アマモリトメル

                        電話 048-783-3535